帰化要件の中に「素行が善良であること」が必要要件の一つですが、申請者からみると具体的にどのようなことが「善良」であるかよく分かりません。
一般的には暴行や窃盗などの犯罪のことを指しますが、脱税や税金の滞納も善良ではありません。
自分は、犯罪歴は無いし、滞納もしていないから「善良」であると考えている人もいるかもしれませんが、善良条件は身近なところにもあります
申請者にとって一番身近な「善良」とは、交通違反の有無です。
運転免許証を所持していない人や、ペーパードライバーで殆ど運転をしない人も交通違反とは無縁ですが、頻繁に運転する人やサンデードライバーなどは普段の運転には十分注意する必要があります。
免停中や人身事故を起こした場合などは審査に影響でますが、軽微な交通違反であれば申請受理され、帰化許可になるケースもあります。
ですから、違反歴がある人は自分で判断せず、法務局の担当官に相談され、指示を仰ぐことも良いのではと思いでしょう。
収入や納税では問題なかったのに、交通違反が頻繁にあったため担当者から申請延期を勧められたというケースもありますから、申請前に自身の違反歴を調べておいた方が良いです。
当事務所では豊富な申請からご相談時に申請の可否を判断できますので、不安な方は一度ご相談されることをお勧めします。
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