物損事故とは、車同士の衝突や接触、車がガードレール、信号機、家屋や店舗、塀などに衝突する事故で、人に被害がない場合をいいます。
物損事故を起こすと、自分の車の修理は勿論、相手の車の修理費や塗装費、代車代等がかかります。
お店に車が突っ込んだ場合は、修理費用の他、修理が終わるまでの休業補償を請求されます。
示談書には決まった形式はありませんが、これらの支払いは多額になるケースが多いので、示談書は合意事項をしっかり明記する必要があります。
ただ、当事者間や保険会社で作成した私文の示談書には強制執行力がありませんので、支払金額が高額な場合や支払期間が長期に亘る場合で、将来の支払いに不安がある場合は、示談書を公正証書にして、強制執行認諾を入れると、かなり不安が解消されるでしょう。
物損事故の示談書の例
示談書
XXXXを甲、0000を乙として平成XX年XX月XX日午後XX時XX分ごろにXX県XX市xxxx番地付近で発生した乙が運転する車(車種xxxx、登録番号xxxx号)が甲所有の車(車種xxxx、登録番号xxxx号)に衝突した事故によりXXXが破損したことに関する損害賠償について下記の通り示談する。
1.乙は甲に対し、本件事故によるXXX破損に関する損害賠償として金XXXXX円を支払う義務があることを認め、これを平成XX年XX月XX日迄に甲の指定する下記口座に振り込んで支払う。 銀行名 支店名 口座番号 名義人
2.上記示談により本件交通事故による甲の車両のXXX破損に関する損害賠償は一切解決済みとし、今後甲およびその関係者は乙およびその関係者に対し、名目の如何を問わず何ら請求しない。
以上、本示談書成立を証する為本書2通作成し、甲乙各自署名捺印の上、各自1通を所有する。
令和XX年XX月XX日
甲 乙 住所 住所 氏名 ㊞ 氏名 ㊞
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